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社長ブログ

2019.06.02

次のフェーズに向けての京都流議定書

6月に入りました。

今年の京都流議定書は、8月6日、7日の二日間の開催ですが、これまでに比べてかなりキャスティング、内容が遅れています。

その理由は、一つには、一昨年で一区切りの10年を終え、昨年は会社の80周年を行いましたので、京都流議定書としては一日だけのセッションでしたが、第12回を迎える今年から形を変えようとしている事と、もう一つは関連する事でもあるのですが、企画、キャスティングからスタッフに考えてもらっているからです。

10年間は、目に見えない(数値化されない)価値が人口減少を迎える日本においては重要であり、それはまだ京都には残っていて、それを改めて見直し、発信していく事が日本にとっての真のグローバルではないのか?という想いを発信し、その市場?というのか、共感層を広げていこうとしたものでした。

それを今年からは、単に「良い話を聞いた」ではなく、行動に落とし込んでいく事や、少なくとも、考えが変わった、価値観が変わったという実のあるフェーズにしていきたいと思っています。

それだけに、昨年までは企画、キャスティングは、私と外部のご協力頂く方々とで全て決めていたのですが、今年は、ウエダ本社のスタッフ自体が、京都流議定書を自分達の価値や未来像を示していくものとする為に、二日目は、企画やキャスティングから考えてもらう様にしたのです。

今週は東京で、初日の8月6日に出演頂く事になった元鎌倉投信の新井さんと、新井さんが設立された株式会社eumoの方々とお会いして、打合せをさせて頂きました。

実は新井さんが社会課題や地域課題の解決を推進する為に、ソーシャルベンチャー活動支援者会議というものを立ち上げられ、そこで又ご一緒させて頂く事になるのですが、その新井さんと共通して持っているのは、折角良い芽が出てきているのに、ここで加速しないと間に合わないという危機意識です。

そして又、その危機意識を強烈に持ってプレーヤーとして動いておられる団体がボーダレスジャパンさんで、その代表の田口さんにも8月6日はご登壇頂き、流行りの様なソーシャルビジネスや、ポーズの様なSDGsではない本質的なものをあぶりだして行きたいという話になりました。

まだそこに関わってもらう、ミラツクの西村勇哉さんとの打ち合わせもできていませんので、登壇者の最終が決まるのはもう少し先になると思いますが、既にかなり濃い内容になる事は間違いないので、京都流議定書でしかできないものにしていきたいと思っています。

スタッフで考えてもらう二日目は、更に難航していましたが、今週漸く方向性が決まりました。

ウエダ本社の北ビル2階はTRAFFFICとしてリニューアルしましたが、この場自体は、コワーキングではなく、単なる貸し会場でもなく、”いい会社”をデザインしていこうとするウエダ本社として、”いい会社”を目指していく企業や団体の方々が持ち込まれる課題を解決に向けていったり、イノベーションを起こしていく場としていくのですが、そこに繋げていく為にもこの二日目は、我々が考える”いい会社”の要素を分解して、その分野で著名な先生に、”小さな大企業になる為の一日だけの経営大学院”(仮題)として、それぞれで講義して頂き、会場に来られた方々を交えてディスカッションしていくという設えとなりそうです。

こちらは、TRAFFFICを共同運営してもらっているリリースさんに全体コーディネートしてもらいますので、こちらもかなり面白いものになりますし、今名前の出ている先生方がお越し頂くと、これまた、こんな授業はどこにも無い!というものになると思いますので、ご期待下さい!

 

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