ワコールさんのダイバーシティ経営

今週もトピックスが多すぎて、何を書こうかと迷うほどですが、それだけ変化の日々を過ごさせてもらって有難い話です。

毎月行っている助産師座談会は、今回は趣向を変え、ワコールホールディングスの鳥屋尾さんをゲストに迎え、ワコールさんの取り組みについて伺いました。

 

女性活躍という事において、何らかの形で関わっておられる方々と話をすると、ワコールさんはどうされているのか?と聞かれる事がよくありましたので、一度お話を聞こうと無理を言ってお越し頂きました。

全従業員の89%が女性との事ですので、”ハッキリ言えば、女性活躍などという取り組みは行っていません”とか、”産休、育休というのは空気みたいなものです”と仰っていましたが、それだけの比率である為、女性だからという感覚であれば、会社が回らないので、女性活躍というレベルではなく、ダイバーシティというのか、誰に対しても働きやすく、そしてこれは我々もよく言っていますが、むしろ働きがいのある職場をどの様に作っていくか?という根源的なお話で、大変参考になりました。

長期に休めるという制度より早期に復帰できる様に、フルタイムで戻る意志のある人を応援するという様に、休む制度より、働く制度を充実されているのです。

目から鱗の様な話ですが、女性活躍という事において、女性の為に、色々と充実をさせていかなくてはならないという事に意識が行き過ぎているのではないか?という気もしないでもないですが、”制度はありたい姿を考えてから”と仰っていた様に、やはり、対策から入るのではなく、その会社がまず、どうしたいのか?から考えて、それに向けた制度を作っていくのであって、そこが対策ばかりを考えていくと、他がどうしてる?の制度ばかりを追いかけてしまう事になるのですよね。

”何かにSPOTを当てると歪が生まれるので、特定の事を取り上げない”とも仰っていましたが、正にダイバーシティ経営で、理想の様な姿が掲げられていました。

そしてその中で活躍して来られた鳥屋尾さんの働き方、仕事に対しての在り方が素晴らしいのですが、社員の立場で、会社の事、働く事に対して、これだけの話ができる人はなかなかおられないので、それこそ、女性活躍という対象を限った話ではなく、そもそもの働く姿勢、関係性の在り方など、雇われて働く人、全てに聞いて欲しい内容でした。

有難い事に大変タイミングよく、四回シリーズでの鳥屋尾さんのセミナーが、京都経済センターKOINで開催され、その一回目が今週金曜日にあったので、うちもスタッフ数名が参加させて頂きました。

私は、与謝野町でのイベントごとがあったので参加できませんでしたが、私などでは伝えられない働き方について、何か感じてくれれば嬉しいですし、こんなセミナーが無料で受けられるのですから、京都は有難いです。

そして更に、連休明けの15日は私の番で、と言っても私のセミナーではなく、私が尊敬する経営者をお迎えしての四回シリーズの第一回目を、松栄堂の畑社長をお迎えして同じくKOINで行います。

これは、”京都に選ばれ続ける企業経営を学ぶ全四回”というシリーズで、東京の経営とは一味違う素晴らしい経営をされていると感じている方々にお話を伺うもので、こちらもまず有り得ない組み合わせで、しかもこちらも無料です。

最後は広報っぽくなりましたが、こういう京都のポテンシャル、奥深さを、皆でもっと学んで、新しい経済軸をこのポテンシャルのある京都から作っていかなくてはと思います。