繋がりとタイミング

今週は月曜日の朝から、中国の視察ツアーで40数名もの方が会社見学に来られました。

中国の教育設備を扱っておられる会社が中心との事でしたので、うちの会社で何が参考になるのか?又、こちらもそれだけの中国の方に案内も難しいのと、ビジネスでも関係がないので、お断りしようとしたのですが、スタッフの提案もあって受ける事にしました。

ためらった理由の一つは、うちで中国語ができるのは台湾人スタッフの一名だけで、通訳の方が入ってもらっても、これだけの人数の対応ができないと思ったからですが、そこの所で、うちのスタッフが生田グローバルの喬さんという方に協力頂ける様にしてくれたので、受ける事にしました。

その喬さんと打ち合わせをすると、驚いた事に、彼が事業立ち上げて一番苦しい時に、私のところに来られて相談されたそうですが、その際に勇気づけられて転換できたから今が有ると、大変感謝していると言って頂いたのです。

彼と会ったのは覚えていましたが、どんな話、しかもアドバイスをしたのかを覚えておらず、そんな事を大変感謝してもらっているのは嬉しかったですが、私のアドバイスという問題ではなく、それだけの事を感謝できる彼自身の人間性が成功要因だと思いますし、だからこそ皆がサポートもし、その後素晴らしい展開に繋がったのだと感じました。

勿論、彼をずっと応援して来られた、生田産機工業さんの存在が有ってこそですが、話を聞いていると、全く同時期に私もウエダ本社に入り、全く同じ様な状況だった事を思い出しました。

会社再建の経験などないどころか、独立して会社をやっていたとは言え個人事務所レベルでやっていただけでしたが、当時ウエダ本社には、父親が預かっていた経営工学博士を持つ優秀な中国人が居て、その人に構想を練ってもらえば、やっていけるかも?と思って決意した面もあったのです。

ところが入って三カ月ほどした頃、その方の一人っ子のお嬢さんに、ピアノでニューヨークから引っ張りがあり、そちらに家族で移りたいとの事で、直ぐに退社する事になったのでした。

そのご家族には大変良い話なので、泣く泣く納得しましたが、頭脳を失って、そこから大変苦労したのでしたが、同じタイミングから生田産機さんと喬さんは見事に別法人化して展開されて来られたのですが、人との出会いとタイミングで、人生や企業の展開まで大きく変わるのだと、痛切に感じました。

そんな、仕事に直接繋がらない動きもあるかと思えば、今週には、それこそドンズバのタイミングで、凄い繋がりのご紹介も頂きました。

これも価値をご理解頂いている京都信用金庫さんだからこそ、生まれる偶然?(必然?)なのかと思いますが、いずれ又ブログでご紹介出来る様にうまく進めていきたいと思います。

週末には、20周年を迎えられた英治出版さんのお祝いパーティーがありましたが、「絶版のない出版社」という事も掲げ、本を出すというより、その人を応援するツールが本だという考えで、20年も前からこの特異な地位を築いて来られたというと綺麗な言い方で、ハッキリ言えば変な出版社なんですが、原田英治さんの創業からこれまでのお話を初めて聞き、どん底からの修羅場も、やはり出会いやタイミングで、乗り越えて来られたのを知って、やはりここでも色々な事が重なり合わさって感慨深かったです。

この英治出版さんの会員制コワーキングスペース”base”は、英治出版さんの本は持ち帰えり放題という有り得ないサービスなのですが、今週出たセミナーで、たまたま引用があって面白いと思った”異文化理解力”という本が英治出版さんの本だったので、来た際に持ち帰ろうとしたら、何とこれが又、このbaseの運営者である山下さんがプロデュースされた本だったのです。

多くの中国人視察から始まった今週、色々な繋がりとタイミングを考えさせられた今週の最後が、異文化理解力で繋がったのは、海外に行くことを求めて30歳の時に独立したのですが、回り回って今からでも改めて出て行け!という天の声なのかも知れませんね。