オリンピック後の京都流議定書へ

第12回の京都流議定書も無事終了致しました。

二日間開催とした今年は、今の会場スタイルにしてからでは最大の初日は300名を超える参加となりました。

二日目も元々は、ディスカッションをするのに机を入れる予定で、150名を定員にしていたのですが、こちらも200名を超える申し込みとなったので、両日とも机を外しての設営としました。

これだけのラインナップで参加費無料ですから、イベントやっておられる方や、登壇者の価値を分かっておられる方からすれば、”当たり前でしょ?”と思われると思いますが、基本的に、数を追わず、あくまでも営業中心に呼び込んで集めるスタイルを取って来ているので、そういう面でも今回が一番良かったと思います。

我々は、イベントを目的としているわけではなく、あくまで京都流議定書での価値観をできるだけ違う層や、普通にはその価値観に出会わない人達に知ってもらう事、感じてもらう事を目的としていますので、最初から分かった人だけで沢山集まったからと言っても意味がないのです。

今回一緒に登壇頂いた、新井さん、田口さんなどでも、お一人のイベントで、有料ででもこのくらいの人数は集めておられますから、無料でなんて、そもそもあり得ないイベントだと思いますが、営業には、自分のお客さん、自分達が今後お付き合いしたいと思う方に来てもらいやすい様に無料にしているという、”何と優しい事なのでしょう!”という施策なのです。(笑)

このスタンスは第一回から貫いて来ていますが、以前からお越し頂いているマニア(?)の方から口々に、来場者の層が明らかに変わって来ていて、今年は若い人と女性が大変多いですね!と言われました。

そんな中、第一回から、毎年参加頂いている門川市長の挨拶から始まり、

初日は、元鎌倉投信の新井さんが独立して作られたeumoという会社が目指される共感資本の世界と、社会課題に向き合う起業家を育て、一年間に100社創る事を目指しておられるボーダレスジャパンの田口さんの展開を中心に、今や猫も杓子も状態のSDGsを、本質的に捉えていく事をテーマにしました。

そして二日目には、いい会社の要素をひも解く一日だけの経営大学院と称して、ワークプレイスで仲先生、幸福学の前野先生、構想力を紺野先生、そしてソーシャルイノベーションを大室先生にそれぞれレクチャー頂くという贅沢な一日でした。

多分、この四人の先生が同日に講義されたのは初めてでしょうし、これからも無いのでは?と思いますが、これも、大学や、分野という縦軸ではなく、価値観の横軸で繋ぐからできた構成だと思います。

又、この日はこども議会があるので、終日缶詰状態の、京都府の西脇知事も、冒頭の挨拶に駆け付けて頂き、いい会社にも繋がる、育児と仕事の両立に理解ある企業への取り組みについてお話頂きました。

贅沢なのはこれだけではなく、初日はミラツクの西村勇哉さん、二日目はリリースの桜井さん、風間さんと、今や、様々な方面から引っ張りだこの方々にコーディネートをしてもらって、勇哉さんには、ハワイ休暇をこのイベントの為に遅らせてもらったり、リリースの二人には、当日だけではなく、うちのスタッフ達とイベントに至るまで何度もディスカッションしてもらったり、いつも以上に、スタッフが贅沢と感じられるイベントだった思います。

そして、そこも以前から課題であった、ウエダ本社にとって京都流議定書は単にお祭りではなく、我々の価値観を発信するイベントであるのに、自分ごと化できていなかったという点においては、特に二日目はリリースさんにサポート頂いてスタッフに企画から考えさせていたので、なかなかキャスティングも決まらなかったのですが、例年迄と比べて、一部のスタッフではありますが、内容についても自分ごと化してくれていた様に感じました。

9月からの来期は、これまでのソーシャル界隈での動きが、ウエダ本社として、目に見える形になっていくと思います。

来年の京都流議定書では、そんな一部も出せたらと思いますが、それを見てもらう事ができれば、今年の京都流議定書の意味合いや、12回で、少しづつではありますが、どう繋がって来たのかを感じて頂けると思いますので、楽しみにしてください。

来年はオリンピックイヤーで、ホテルの関係など、いつに出来るか?が問題ですが、オリンピック後の日本が目指す方向をしっかりと形にしていきたいと思います。