ノムラの考えを改めて

今週も新型コロナウィルスのニュースで戦々恐々としていますが、世界が麻痺するという様な最悪な展開に向かわない事を祈るばかりです。

そんな中、野村克也氏が亡くなった事については、SNSでも多くの方が取り上げられていました。

ブログなどでは書いた事もなかったですが、私は野球については以前は”クレージー”がつく程の熱狂的なファンで、幼少期から阪神ファンでした。

又、バブル期で日本でF1が最高のブームになった頃、アイルトンセナを擁するマクラーレンホンダに対して、いい所まで行っても何故か最後に故障して勝てないフェラーリを応援していました。

これらに共通するのですが、どの分野でも所謂一番の所は好きになれず、それに向かっていく相手に惹かれる所があり、しかもそれが色々なハンディキャップを背負いながら戦っていく所を無条件に応援するタチで、そういう意味において、野村監督の生き様はそれを自で行かれ、人の可能性、素晴らしさを引き出して成果を上げていかれる所に痛快な気持ちにもさせて頂いた事もありました。

野球が詳しい方なら分かると思いますが、一般的にはあり得ない抜擢をして、それを数々成功されて来た事は、野村再生工場と言われた様に、他球団で戦力外通告をされた選手を集めて、大きな資本力で有力選手を集めたエリート集団の巨人に勝って行くのですから、正に人の可能性、考え方や気持ちを変えるだけで、大変な力を発揮する事を見せつけてくれました。

全然できてませんし、勿論比べられる話ではありませんが、実は私のベースにあって、目指しているものは正にこれで、よく、ソーシャル的な活動や、障害者の就労支援などを行われている方から、「どうしてこういう事に関わられているのですか?」と聞かれたり、私自身も、「オフィス屋でもなく、オフィスの事をやっているのではない」と言っているのも、この”人”に対する一面的な評価へ反発であり、中小企業自体や、そこで働いている人が最初から負けてる感があるのを何とかしたい!という事や、”障害者って何やねん!”と、人間だれにでも障害なんてあるのに、〜障害ってなると、時には差別を受けたりするまでになる事に大反発があり、人の可能性を引き出して、一般的には何も無い人や何の技術も持っていない企業が、その可能性を結集して、とんでもない成果を出せる事を見せつけたい!という想いでやっているのでした。

今週もeumoの新井さんやルクロの黒岩さんなど、同じ方向の反発心から、それぞれで、人や、その人が集まった組織が素晴らしい事を証明していこうとしている方々とミーティングしていましたが、それぞれが、その先の光が見えて来ている感じがします。

野村門下生は口々に、野球の技術を教えてもらえると思っていたら、まずは徹底的に人間教育を受けたと言っておられましたが、プロスポーツでも、技術の前に人間とは?という所をベースにして結果が出ていたのですから、産業界、教育界もスキルや手法ばかり教えるのではなく、まずは改めて人間教育を見直していかなくてはいけないと思います。

産業界、教育界と言いましたが、官僚、政治家、これらの方々が、証拠を隠滅したり、責任逃ればかりしているのですから、情けない話ですが、まずはそこから、そんな事をしている人はいくら能力や実力があっても、評価されないという様に価値転換をしていきたいものです。

政治家、官僚にも、大人全員にまずはノムラの考えを配布していったらどうでしょう?