問いの立て方

今週も振り返ってみると、魅力的な方に沢山会い、勉強になる事も多く、刺激的な一週間でしたが、考えさせられたのは、”問いの立て方”でした。

何年ぶりかに、フューチャーセッションズの野村さんがお越し頂き、その後、龍谷大学で、野村さんの行なわれた、”渋谷をつなげる30人”というプロジェクトの研究報告会にお誘い頂き、参加させて頂きました。

そこでは、渋谷30の参加者の会話の様子を鮮明に記録し、文字おこしした言葉から、気持ちの変遷などを分析したものが発表されていましたが、初日は、”私は~”という表現が多かったのが、日にちが経ち距離感が縮まると、”私たちは~”や、”この町は~”という様に、他人事での批判的な所から、同じ課題に対して、どうするのか?という自分事に見事に変わっていく様子が記録されていました。

これだけ短期間に参加された方が見事に変わるのは、チーム間の雰囲気が形成され、何を言っても大丈夫だという、所謂、心理的安全性が確認できた事と、そこには出てませんでしたが、ファシリテーターのポイントでの”問い”が効いていったのだと思います。

何故そう思うか?と言えば、私自身、”良い問い”を出す事ができないと感じていて、そこが問題だと仮説を持っていたからですが、今週、参加させてもらった女性起業家応援プロジェクト”LED関西”のファイナリストのビジネスプラン発表会で確信したのです。

実は新生utena worksがサポーター企業とならせて頂いた関係から、二カ月程前、中間発表会をウエダ本社2階のTRAFFFICで行いました。

その際のプレゼンが、ビジネスプランとして面白いものはなく、熱意だけのものだったので、今回の最終プレゼン会も、お付き合いで行ったのが本音でした。

10件のプレゼンへも、サポーター賞を選ぶのも難しいだろうなと臨んだのですが、最初から、あまりの激変ぶりに驚き、10件のプレゼンがアッという間で、しかも魅力的なものばかりになっていたのです。

この二カ月の間に、どの様にしてここまでの変貌ぶりを遂げたのか?プロデューサーの井本さんに前のめりで聞くと、しばらく考えて、返ってきた答えが、”問い”ですかねえというものでした。

やっぱりそうか!

両者ともがここまで短期間で成果を出されているのを見て、確信しました。

”こうあるべき”というべき論は、逆に言えば”無いもの”に焦点を当てていますが、”有るもの”から考えると、発想が変わっていくので、その力を引き出すには、問いの立て方が重要だと思うのです。

ただ、渋谷30にしても、LED関西にしても、選ばれたり、推薦された人で、元々の想いは持っている人なので、問題は、この想いの薄い人、持ってない?人、こんな場に行こうとしない人、をどうするのか?掘り下げていけるのか?という事です。

やっぱり、有るものから問いを立てて、粘り強く、掘り下げていくしかないのでしょうね。

問いの立て方を学んでいきたいと思います。