非認知能力での組織(仕組み)づくり

今年になってから特に、新生utena works(ウテナワークス)についての話ばかりになっていますが、今週はそのお披露目イベントを開催しました。

ゲストに誰を呼ぶか?という事においては、やはり、我々の考えに近く、それを既に実践、成果も挙げておられるポラリスさんから市川さんと野澤さんにお越し頂いたのと、自らもバリバリ働いていたキャリアから一転、出産と共に就労困難者になったという経験から、お母さんの力(ハハ力)を研究しておられるミラツクの鎮目さんにお越し頂き、主婦=”時短”や”在宅”というキーワードではなく、”こんな力がある!”という可能性を探っていこうとするものでした。

私自身のイベント構成というのか、ウエダ本社のメンバーの関わりを明確にしていなかったので、段取りなどがグダグダでしたが、ゲストの皆さんの中身ある話と、リカバリーしてくれたウエダ本社スタッフのお陰で、何とか形作る事ができ、概ね参加して頂いた方の満足度も高かった様に思います。

そこでは、女性の力、何も無いと思われている主婦の力が、立派に仕事に繋がるという事例なども紹介されていましたが、私自身は本音で、今後の日本において、女性の力を生かせる会社や組織が生き残っていく事になると思っています。

これは、”女性活躍”などという意味や、人手不足からなど消極的な意味で言っているわけでもありませんし、勿論、女性に、いい恰好してとか、企業イメージを狙ってなどというレベルの低い話でもありません。

ポラリスさんでも、”別に女性に向けたサービスを狙って立ち上げたわけではない”と仰っていますが、企業価値に社会的価値を加えていく事において、地域や生活に寄り添った情報を女性の方が持っているから、女性と企業を結び付けるサービスになっているという事で、我々も常々、時間を軸にした”働く”についての考え方と、それに関連して、ワークとライフを分けた考え方を抜本的に変えていかないと、日本の働き方改革の根本原因の解決には繋がらないと思っているので、その突破口というのか、それぞれの立場の女性が満足に働けない様では、そこに繋がっていくなど程遠いので、表面的な言い方で言えば、”女性活躍に特化した”utena worksを設立したという事なのです。

そもそも、”女性活躍”、”女性活用”などと言っている時点で、これまでの男性社会の枠組みの中で、女性がどう活躍できるか?活用できるか?とのニュアンスがあると思いますが、そうではなく、女性がその力を、その立場で出していける環境にしていく事が、これまでの仕組みを変える事となって、それこそが、少子高齢化問題の先進国である日本が、イノベーションを生み出していく環境に繋げていけるのだと思います。

最近、世界的に教育で注目される様になった、意欲、協調性、忍耐力、計画性などの”非認知能力”は、IQやスキル的な”認知能力”に対するものですが、組織の感覚で言えば、上下関係で教えていくのが”認知能力”で、横の関係で教える(というより伴走するイメージでしょうか?)のは”非認知能力”となりますが、この事を見ても、”認知能力”で作られたこれまでの男性社会ではなく、”非認知能力”が発揮される組織や仕組みの作り方が重要で、その為には、女性がどの様な環境になれば活躍できるのか?という所から考えていく必要があるのだと思っています。

そんな事で、最近女性の働き方や、utena works関連の話ばかりになっていのは、ウエダ本社で追いかけけている事と同じで、それを進めていく為にも一番優先度が高いという事からであって、決して女性に好かれたいからではありませんので、念のため。