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社長ブログ

2020.12.06

源とメルクマール

今週も色んな事がありましたが、それぞれに繋がっていて、その源とこれからを考えさせられる一週間でした。

今週イベント登壇は二件ありましたが、一件は丹後で京都北都信用金庫さん主催のセミナーで講演させて頂いたのと、土曜日には京都信用金庫さんのQUESTIONで、その日から開催された”京都をeumoで丸ごと熟成~共感でジャックする9日間”というイベントで新井さんとの対談をさせて頂きました。

北都信金さんのセミナーではウエダ本社の取り組みと我々から見る北部の魅力と、それに向けての展開について、北部の若手経営者方々を前にお話させて頂いていました。

我々ができることは、これまでやって来た様に、多様な人を交差して生まれる価値をその地域の資産と掛け合わせて、新たな価値を生み出していくことですが、同じ様な想いで、何倍も何十倍もの規模とパワーで集積されたビルが京信さんのQUESTIONというビルです。

先日も、榊田理事長がQUESTIONビルの説明で、このビルに詰め込んだことは、全て経済同友会で見て来たこと、やってきたことだと仰っていましたが、その切っ掛けとなったポートランド視察、ここではエースホテルに泊まりながら、タウンミーティングなどを通しての町の広がりを見学し、福岡のスタートアップ拠点としてリノベした大名小学校を視察した際に見たAWA BARはQUESTIONの一階に入れられました。

そして今回のシンボル的存在となっている階段のセミナー会場は、北欧視察で見たSTUDIOというビルで行なわれていたもので、実は帰国後直ぐにうちの担当者には、「絶対これを榊田さんはQUESTIONで導入されるよ」と”予言”していましたが、これら全てご一緒させて頂いて見て来ました。

それだけに全てを形に表されたQUESTIONビルは、私にとって考えを整理するにおいても、これから丹後で展開をしていくにおいても、私自身のメルクマールにもさせて頂けるもので、今回ご縁を頂いた北都信金さんにもお力を借りて、こんな凄い建物はできないにしても、丹後エリアで少しづつ紡いでいきたいと思っています。

今週は、いつも、”人の良い所を繋いで紹介される天才”だと思う方から紹介を受けて、京都のエースホテルを案内して頂く機会を頂きました。

実は私自身が、オープンイノベーションの流れを最初に体感したのは7年前のニューヨークで、当時はその存在を知らず、ただ注目されていると聞いて入ったエースホテルでした。

そこでは、ホテルのお客さんでもない人達が、電源を無料で使って仕事をする姿や、席を占領して喋りにふける人達で一杯で、”何が起きてるんだ?”と思ったのですが、その後、”偶発的な出会い”や”想定外の共同作業”ということを意識した場づくりや、組織や会社の展開を意識していけたのは、この時見た光景があったからでした。

その光景から7年経って、金融機関がQUESTIOの様なビルを建てる時代になって、今週もこんな繋がりになるというのは、私に対して、北部、丹後エリアで「やって行け!」と天の声が言われているのでしょうか?

土曜日の新井さんとの対談は、「働くをワクワクに変えていく」というテーマでしたが、ウエダ本社の展開やQUESTIONの紹介などで終始していましたが、最後に、今後の展開で、これまでの展開と本業とが繋がって、「私自身がプレーヤーとなって地域に向けての価値創造を目指していきたい!」と言うと、新井さんが、「ということで、この枠は岡村さん自身が働くをワクワクに変えていくということでお送りしました!」と見事に締められました。

そう言えば、土曜日に、松栄堂の畑社長の所に、飯尾醸造の飯尾さんをお連れして、丹後の民話についての話に行って、逆に大変素晴らしい丹後についてのお話を聞かせて頂きながら、ここではとても書ききれませんが、やっぱり丹後は面白いし、素晴らしいコンテンツの宝庫だということで、源を勉強しながらメルクマールを見て、丹後での活動をワクワクに変えていきたいと思います。

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