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社長ブログ

2020.11.08

ローカルに夢見て

米国大統領選はようやくバイデン候補が一応勝利という形ですが、トランプ大統領が法廷闘争に持ち込む様で、いつになれば正式決定するのか?全く見通せない状況です。
又、決まったとしても、これだけ相手の人格を攻撃する様な姿勢を蔓延させた結果、国が分断され、その混乱をほくそ笑んでいる国々も想像できる様な、世界中を危機に陥れた責任は重大で、世界のリーダーを選ぶ選挙で、こんな醜態を見せる世の中になっていることが、人生の終盤にさしかかり始めた一人の大人としても、若者や子供たちに対して、本当に情けなく申し訳なくも思います。

アメリカ人は強さを好むと言いますが、傍若無人ぶりを強さと感じる人間性って、やはり理解できないですし、そんな人に擦り寄らないといけない我が国の在り方もしっかり見直さないといけないと思います。

そんなやり切れない世界状況ではありますが、地元では夢のある展開ばかり感じる週でした。

月曜日には、京都信用金庫さんのQUESTIONが正式オープンされ、オープニングイベントが開かれた他、8階のコミュニティーキッチン「DAIDOKORO」では美食倶楽部の展開も絡めてのお披露目イベントも行われ、通常の経済界イベントとは違う、幅広いながら価値観の通じた素晴らしい方々が集まっておられました。

水曜日には関西フューチャーサミットがグランビアホテルで開催されていました。

これは上場企業、ユニコーンと言われる企業など有望視される企業は東京に集中しているので、関西企業で頑張ろうと、大阪のIT企業を中心に京阪神で開催してされているのもので、今年の京都開催が決まってから京都企業の巻き込みを相談されていたのですが、高額なチケットにも関わらず400名程の人が集まって盛り上がっていました。

残念ながら京都の方は20名程との事で、確かに京都のノリとは違って、これに京都の企業を参集するのは難しい感じはしましたが、40代がもうオジサンという感じの若いエネルギーが充満していて、これはこれで良かった様に思います。

そう言えば懇親会で凄い出会いがありました、

200名以上が参加した懇親会で席は4名ごとでくじ引きだったのですが、隣り合わせたテキスタイルの仕事をしているという方に、「私もサラリーマンは繊維商社でした」と名刺交換をすると、「岡村さんですか!」との事で、なんと同じ会社(瀧定)で、私が退社する頃に、私が居た課に新人で配属されていた人だったのです。

全社では千数百人いる会社で、一瞬ですが同じ課に居た人と30年近く経って、違う関係のイベントで、しかも数百人いる懇親会で隣合わせになるなんて凄いですが、その彼は4年程前に瀧定を辞め、50歳にしてベンチャーを興して、現在、キャピタルも入って注目されて始めている様で、嬉しいと共に大いに刺激を受けました。

金曜日には、ラジオ関西に出演させて頂く為に神戸に行き、夜には、以前から行きたかったGOODGOODMEATという店に行っていました。

今年の夏、この会社の自社牧場を熊本まで視察に行ったり、経営者の野々宮さん、取締役の吉田さんの人間性や、彼らの目ざす和牛メゾンという構想には以前から注目していたのですが、ここでも彼らの挑戦を目の当たりにして刺激を受けて、ワクワクと自分ができていない事への落ち込みも入り混じった感情となっていました。

「Think Global, Act Local 」グローバルで考えるべきリーダー達がどうしようもないだけに、自分のいる地元、地域、業界、で想いを持ってアクトしていくしかないと思います。

色々な人に刺激を受けて、外部の方、内部のスタッフに助けてもらいながら、自分達のできるところから動いていこうと改めて感じた週でした。

そんな我々の挑戦話は、又、見えだしたら書いていきたいと思います。

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