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社長ブログ

2015.04.19

aeru gojo と女性の働き方研究所

今週月曜日の朝礼には、和えるhttp://a-eru.co.jp/の飯田さんも参加されました。

実は aeru meguro に続いての二店目が京都に aeru gojo として今秋オープンする予定ですが、その準備室が四月からウエダ本社内に置かれています。
ウエダ本社としては、イベントスペースなどに使っていた北ビル3階 http://www.ueda-h.co.jp/rentalspace.html を 女性の働き方研究所として、働く女性を集めていこうとしており、aeruの人材募集や広報などに向けて、コラボして一緒にイベントを開催していきます。

北ビル3階は北山杉を使ったミーティングスペースや、北山ヒノキを敷き詰めたフロアもあり、そこで、お子さんを遊ばせながら、お母さんが横で仕事するという姿を想像しています。

”そんな小さい子は連れて行かない”、”そんなのお母さん自体が仕事できない”というのが正論だと思うのですが、それでも、子供を連れて行って働ける環境というものを広げていく事が必要だと思いますし、子供が平気で出入りするオフィスビルというものも普通にしていきたいのです。

丁度この日から、産休、育休を取得していた女子社員が、1年7か月ぶりに復帰し、働く環境の総合商社と銘打っているウエダ本社としても、働く女性の支援、どの様に関わっていくべきか?を研究していきます。

今年6年目となるこの社員は、私がウエダ本社に来てから、リクルート活動をして、初めて新卒採用した総合職の社員で、当初は一人しか採用するつもりがなかったのが、結果三人の採用、しかも二人が女性という内の一人でした。

その場をパッと明るくでき、気に入られる独特のキャラクターなので、それだけのブランクもなかったかの様に、お客さんからは復帰を大歓迎して頂いている様です。

うちの会社には、他にも保育園に預けながら時短で勤務している社員もいますが、この新卒から入社し、結婚、出産、育休、育児しながらのキャリア形成という一連の流れを、我々としても一緒に経験し、どんな事が起こるのか、制度だけではなくどんな組織、風土、関係性が必要なのかを体感していきたいと思っています。

我々の様な中小企業は、一人一人の人生と直結しているので、社員達はそこまで思ってないかもしれませんが、こちらが勝手に、感慨深かったり、責任感じたりしてます。

普段から社員や学生などにも、何の為に生きるのか?そして何の為に働くのか?という事や、今、生きている事や、皆が凄い確率で生まれ、同じ時代に一緒に活動する会社で行なう仕事であるからこその使命、という様な、くさーい話をよくします(笑)

そういう意味でも、多大な時間をかけて、沢山あった応募の中から初めて新入社員として採用した3人が、5年という歳月で、それぞれの人生で大きな転換期を迎えていくのですから、うまく成長してくれて良かったという思いや、家族が増えての責任も感じ、これからも一緒に経験していきたいと思うのです。

この年の新卒でウエダ本社を受けて、不採用になりながら、その後、再びウエダ本社を受け、中途入社してくれている社員も新婚で頑張ってくれています。

そんな縁が集まり、それぞれ、そして、その家族の人生の大きなウエイトを占めるのが仕事であり、そこで活動するのが会社であり、職場なのです。

それが、単に収益を上げる為の企業(組織)であり、報酬だけの関係で繋がり、競争に勝っていく為に、弱い立場の人や、ある一面において効率が悪い人が冷遇され、働く側も、生活の為だけに働き、働く事が悪い事の様な風潮、それら全てを変えていきたいというのが、ウエダ本社として、目指しているところです。

と、偉そうな事を言ってますが、その為には、自社がその姿を実現しないといけないので、綺麗ごとではなく、自分達が体験して、進めていこうとしている段階です。

そんな企業、職場、働き方を目指そうという企業や人は、是非、何らかの形で一緒にやりませんか?

ウエダ本社自身が大企業になりたいとは思いませんが、沢山の人と沢山の企業が集まる会社(存在)にはなりたいなあと、最近、改めて考えています。

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