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社長ブログ

2015.03.15

商売の基本、まず社内から

今週も出張も含めて、色々な方をご紹介頂いたり、色々な方が相談で来られたりで、毎日、毎日、新たな刺激があって、面白い一週間でした。

一週間で会った人を挙げていくとすれば、幅広く、そしてそれぞれで興味ある方にとっては有名な方に会っているので、本当に恵まれた立場だと思います。

東京出張の目的は、KYOCAについての営業なのですが、二日間で私がお会いしたい方に的確にお会いする事ができるのも、人の縁としか言いようがありませんし、信用という積み重ねられた資産だと思います。

的確に会いたい方に紹介して頂けるのは、それを紹介して頂いている方が信用が無いと難しい事ですし、その紹介者が、私の事や、話の内容に価値があると思ってもらえないと、簡単には進みません。

私自身は、そんな価値を大事に思っていますので、紹介をお願いするのは、相手の方にとっても良い話であると思える場合であり、一方的なお願いはしません。

逆に、私が紹介を頼まれるケースもあるのですが、その場合も、紹介をする人にとって役に立つ様な話であると判断しない限り、むやみに紹介はしていません。

しかもこれは、うちの営業から私の繋がりある人に紹介を頼まれても、全く同じスタンスで、紹介する相手にメリットを感じない場合は、自社のビジネスでも一切紹介しないのです。

これは、仕入れ先からも頼まる事があるのですが、多くの”モノ売り”をやっている人には分からない感覚だと思います。

モノ売りで成り立つのは、それが自分の会社しか売っていなかったり、少なくとも他社から買うよりメリットがある場合であり、そうでない限りは、売りたいこちら側の手前勝手な話であり、お客様に不利益を与える事となるのです。

昔はそんな、モノ売りが成り立っていたのは、モノが足らなく、モノを供給する事がお客様の幸福に繋がっていたからであって、モノが有り余っている現在も、多くの会社が同業者と競争して販売しているモデルはほぼ手前勝手な話だと思います。

仕入先の大メーカーのTOPにも、今まで偉そうにも何度も、”お客様スタンスで、ってよく言いますね”と、それこそ、よく言いますね、と言われる話を言っているのですが、本心でそう思っています。

繋がりや信用というものは、その人や会社が長い間かかって築いて来たものであるので、それをいい加減な事や、手前勝手に売りたいだけで崩してしまうという事は大変勿体ない事だと思います。

この繋がりを大事にしていけば、どんな商売であれうまくいくし、それも永くパートナーとして続いていける、それが商売の基本だと思います。

うちの会社も折角、面白い繋がりが沢山生まれていっているのですが、肝心の社内が繋がっていないですね。

その問題も認識しているので、そこを繋いでいきたいと思います。

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