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社長ブログ

2014.11.08

有意注意で無干渉

今日は月一の土曜日出勤でした。

と言っても、最近あまり休みを取っていなかったので、朝から肩治療で病院にも行ったりで、かえってゆっくりした感じです。

オフィス移転工事など現場に入っている社員以外は、土曜日のゆったりとした気分で、チームミーティングを行っていて、日々、こういう感じの仕事ができればいいのでしょうね。

私は出られなかったのですが、今週あった月一回の社内コンパでは、ヨリタ歯科クリニックさんのDVDを見て、新入社員の山本君がファシリテーションを行ってディスカッションしたそうで、かなリ盛り上がった様です。
(注:盛り上がったのは、私が居なかったからではありません 笑)

終了後も数名で振り返りを行っていたり、翌朝の朝礼でも、何年か前に見た時と捉え方が違って、自分も成長を感じたというコメントがあったり、良い会社の共通項や、ウエダ本社との差などの意見も出ており、有意義な時間であった様です。

今週月曜日に、数か月に渡って取り組んで来たReleaseでは、ここから先に進むかどうかの中間プレゼンがあり、 学生達にウエダ本社やその狙いをうまく訴求できなかった参加メンバーは悔しい想いをしており、この先も継続するという事を決めた様です。

Releaseとは、企業や自治体と学生達が共に未来をデザインし、ビジネスアイデアを練り上げていくというもので、華々しくもなく、社会に出ていない学生には、BtoBで分かりづらいウエダ本社を説明し、課題を出して、興味を持ってもらうのは、なかなか難しい事なのです。

昨年は私自身がプレゼンし、その後も参加していったのですが、今年は、この機会も有効に社員教育とする為に全く参加せず、次に頑張ってもらいたい期待の社員達を送り込みました。

次に期待するという事は、逆に言うと、現状ではまだウエダ本社の価値観が腹落ちしきっていないとも言え、より学生達は難しかったと思いますし、話し合いは結構カオス状態であったと思います。

今回のプレゼンだけで言えば、この数か月は何をやっていたの?というレベルではありますが、社員達が自ら悔しいと思って継続を申し出た事は、嬉しいことです。

こんな風に書いていると、いかにも素晴らしい会社の様ですが、今週の営業会議では多分半年以上ぶりに少し厳し目に介入したり、他の日の朝礼では、理念にそぐわない行動があったので、厳しく注意したりで、まだまだの状況です。

良い芽は出てきているのに、意識が低かったり、真面目に一所懸命やっている事が成果に繋がらないので、何とかポイントを掴んで欲しいのですが。

稲盛さんはよく、中村天風さんの言葉で「有意注意」というお話をされます。

判断力を研ぎすましたいなら、毎日、心して意識を向け(有意注意)て、有意注意で真剣に考えて判断する習慣を身に着けなさいという事ですが、そんな意識でどうせやるなら、何とか吸収しようと、心を込めて臨んでくれると、会議も上滑りする事なく、少し深い層に入っていけると思います。

DVDの振り返りで、良い会社の共通項として、社員さん達の業務と、プロジェクト、自己研鑽などへ対し方に区別がないという事を上げていましたが、これも有意注意で取り組んでおられるからではないでしょうか?

和気藹々と楽しく、でも厳しいという状況を作っていく為に、有意注意で、日々一つ一つ、自分が関わる事に対していってほしいと思います。

私は、社員に対しては有意注意で無干渉を目指します。

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