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社長ブログ

2014.09.21

社員から学ばせてもらってます。

先日のFBに上げた社員達のエピソードは大反響で驚いています。

最近、社員の事を自慢した様な話ばかりで申し訳ないですが、大変嬉しいという事と共に、私自身の学びや気づきもありますので、又、書きます(笑)

感激の対応をFBに上げた際、私は知らなかったので、後のコメントで入れたのですが、I君が5000円を渡してタクシーで行かせるまでに、社内に居たメンバーが、他の”ウエダ”さんの電話番号を調べて連絡を取ってくれたり、学校に電話してくれたり、その会社の地図をプリントアウトして出してくれたり、その一瞬の間に皆が手分けしてそんな行動を取ってくれていたという事を聞いて、又、大感激してました。

皆が入っているビルは7階建ての自社ビルで、毎朝、居るメンバーで掃除をしていますが、常々私自身は、掃除自体もさる事ながら、自分はどう動くか?を考えて行動する為にやるのだと言っています。
少ない人数で7階建てのビルをトイレも含めて掃除をするわけですから、機転を利かせて動かないと、作業でやっていてはできません。
増してうちの会社では、セミナーや外部貸出も頻繁にありますから、昨日、あそこはセミナーで使っていたから汚れているだろう、とか、今日はあの場所を外部に貸すから準備をしておかないと、など、気づいてくれないと、とても回らないのです。

その事で何をしたいのか?と言えば、その様にチームで動く、それもマニュアルで統制が取れたチームではなく、共通目的に対して、あいつがこう動けば、自分はこれをしよう、などというチームにならないと、我々の様な何の技術もなく小さなディーラーで、やっていける筈がないのです。

そんな想いも常に伝えて、まだまだだなあ、と思って来ましたが、それがそんな瞬時に、皆がそれぞれでそんな行動を取ってくれたなどというのは、いくら、もう、そんな社員の自慢話は聞きたくないと言われても言いたい程、嬉しい事だったのです。

実はその日の朝礼で、以前ブログにも書いていた先期のMVPを獲得したベテラン社員のTさん
がスピーチで、4、5年前、自分は数字もできない、他人の面倒を見るという様な事もしない状態であったが、先輩達が定年や退職で抜け、気づけば営業で自分が一番上になっていて、これでは情けない、自分を変えようと思い、やる人が居なくなった屋上の庭と花壇の世話をやろうと決め、それをやっていく内に、段々自分が変化していったと話していました。

そのTさんは、これも以前書きましたが、この屋上の世話を一人ででもずっとやり続けてくれていたり、誰が見ても変わったと分かるくらい、積極的に、自発的に、皆の為に動いてくれる様になったのです。

私自身、実は皆に言っていたり、求めている事は、自分が経験した事ばかりなのですが、よく、自分は一所懸命やっているのに、社長や上司が分かってくれない、という話があります。
私もそれについては酷い経験もし、それを抜けた経験からも、ハッキリ言えるのですが、他人が認めてくれないと不満を言っていても、それって誰の為、勿論自分の為にもなりません。

それは、幾ら正論でも、自分を慰め、その可哀想な自分を周りの人に分かって欲しいということなのですが、残念ながら、周りの人には伝わないどころか、逆にマイナスになってしまうのです。

Tさんも4、5年前も自分では一所懸命やってくれていたと思います。
でも、結局は自分が変わろうと決めた所から全てが始まり、それを続けていく内に周りも変わり出すのだという事を、Tさんが見事に示してくれたのです。

そんな事を朝礼で話してくれて、これは是非取り上げたいなあと思っていた同じ日に、”ウエダ面接事件”?が有ったのですから、今やスタッフの皆から学ばせてもらう事、気づかせてもらう事、そして喜ばせてもらう事ばかりになってきました。

この段階に入れば、まだまだ結果は出てませんが、もう大丈夫ですね。

という事で、ここからは突き放しモードに入ろうと思います。

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