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社長ブログ

2007.01.05

年頭所感~京都流

今日から我が社でも2007年がスタートしました。

年頭所感もウエダ本社でのものもありますが、それは又別の機会に書くとして、今日は京都流での年頭所感としたいと思います。

年末からコミュニティーで京都流サイトについて、京都検定について、京都について
などでコメント頂いております。
その中で考えさせられたのは、京都の人と言っても経済界だけかも知れませんが、観光客を5000万人に!と言っていますが、それって誰の為?という事です。
一つの目標にするのは良いけれど、その為に数集め、数合わせの企画を打っても、それは結局京都の為になるのか?という事ですが、この問題提起は流石、京都流に集って頂く方々だなと思いました。

日本に京都があって良かったというコピーも、よく京都の人が引用して、だから京都の伝統や文化を守っていかないと・という様な事を言われますが、それって誰の為に言っているのでしょうか?
結局は5000万人観光客が来ても、それは京都の特に消費者相手のビジネスを展開している経済人に取って良いのであって、京都や京都を本当に好きな人に取って必ずしも良い事ばかりではないのではないか?と、そんな事を京都流でのご意見を聞いて気づいた気がします。

京都検定も昨年は2000人強の受験者が減りました。
これをどう見るかという事も同じ事が言えると思います。
ただこれについては、商工会議所さんでは、数だけを伸ばす事を目的としていない様で、しっかりと京都の事を勉強したいという人が受けてくれれば良いと考えている様です。
ただ問題は、京都の伝統や文化を伝えて行ってもらうべき方々、携わられておられる方々の中で、京都検定への興味が低い様に感じる事です。

この辺りの問題を今年追いかけてみたいと思います。

題して
”世界に向けて日本人が日本に京都があって良かったと思える様な京都を目指す”
という事に向けて動いていく年にしたいと思います!!

と壮大な事をぶち上げましたが、常々申します様に京都についてまだまだ無知な私は、今年のブログではせめて、その週での動きや出来事と京都との関わりを週に一度は綴っていこうと思っています。

え、週一?と思われた方もおられるかと思いますが、それ以外にも企画を追々考えながら、今年もブログに向かっていきますのでよろしくお願い致します。

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