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社長ブログ

2006.11.13

九州国立博物館

先週の9日に福岡に行っておりました。
これはウエダの仕入先で金剛という会社があり、そのディーラーの会があったからです。
何故福岡であったかというと、九州に日本で4番目の国立博物館が出来て1周年が経ち、その会でここの本田博物館科学課長にお話をして頂き、翌日視察するというものであったからです。
残念ながら私はそれには行けなかったのですが、ウエダとの関係、京都流との関係にちょっと触れてみたいと思います。

この日本で4番目の博物館は、およそ100年ぶりにできた、21世紀初めてものであるので、環境建築という事であったり、自然との共生や市民と共に歩む開かれた博物館、
生きている博物館を目指すというものです。
又、従来の博物館の役割というのは、収集保管、調査研究、展示公開、教育普及という事であったのですが、ここではそれに加えて、文化財との関わり、地元の伝統技術等との交流の拠点になれというミッションがあるそうです。

これなどは京都流のミッションとも共通することもあり興味深く聞かせて頂きました。
色々なイベントなどの効果もあり、驚いた事に1年間で230万人が訪れたという事で、
日本の博物館では考えられない集客だと思います。
ちなみに京都で私も見に行った伊藤若冲と江戸絵画展が来年1月1日~3月11日まで開かれます。

又、このウエダのメイン仕入先の一つである金剛というメーカーは、この博物館でも収蔵庫を担当しているのですが、書架、移動棚などのTOPメーカーで日本の多くの博物館、図書館等に納めています。
ウエダも書架等は納めたりしているのですが、京都流ともつながりもある事だし、もっと博物館、美術館にも絡める様にしたいと思います。
そうすると、京都流とウエダ本社のビジネスをうまく繋げていく事になりますからね。。

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