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社長ブログ

2006.08.07

京都検定研修

今日は商工会議所で京都検定を担当されている西川さんに私が研修委員長を務める
銀行の会にお越し頂き、京都検定についてお話頂きました。

以前この場でも京都検定の発端は、当時の稲盛前会頭が京都は国際文化観光都市として、京都人のおもてなしの心を養成していく事が重要だという考えの下から始まったという話はしましたが、実はその前にまず提唱されたのが、”門掃き”ということで、京都の人が自分の街に誇りを持てる様、まずは綺麗にする事から始めるとの事から、多くの企業を巻き込んでゴミ拾いをスタートされたらしいのです。
一回でもゴミを拾った事のある人はゴミを捨てないという事から、一人でも多くの人にゴミを拾わせる運動を推進された事が発端であったとの事でした。
この誇りを持つ事と、地元の事を知り、好きになるという事の両輪を回していく事が
おもてなしの心を高めていく事になるという様な発想で、これは正にうちの会社でも
同じ事を考え展開して来ており、ここが京都検定にやたら共鳴して、関わった点であると再認識しました。

そんなコンセプトからスタートしているので、京都検定では、検定の要綱に取得者の求めることも書かれており、1級では”次の世代に伝えていくこと”という事が明記されているそうです。

こういう事を聞くと、1級も難しすぎるという意見もありますが、1級はやはり、ステータスを持ち、人間力も素晴らしいという事の方が良い様にも思いますね。
是非京都流に参加されている皆様は、素晴らしい人間力を持たれた称号の1級を目指して下さい!

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