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社長ブログ

2020.02.09

新たなセグメンテーション

今週はセブから帰国すると、その日に中国以外で初めて死者が出たのがセブだという報道があり、スタッフにも嫌がられても困るので、月曜日からマスクをしての出社となりました。

一月からスクールの経営権を取得したとたんにこんな問題が出て来たのですが、これまで海外で起こった事に業績が直結するというビジネスではなかったので、なるほどこうなるのかぁ~と悠長な事は言ってられないのですが、これも勉強になります。

今週は二件の講演がありました。

ここ最近は講演依頼があった際、できるだけ受ける様にしているのですが、それは何をしているのか?よく分からないと言われるウエダ本社の考えを伝えるのに一番有難い場となり、それが営業にも繋がるからですが、そういう意味では今週の講演は、一件は家具メーカーのオカムラさんのディーラー向けであり、もう一件は、この日から就職活動に入っていくという学生に向けて、視座を変えていって欲しいという大学で、それぞれ我々の展開を話すというのではないものでした。

オカムラさんの講演に対しては、そもそも我々の存在を知って頂いている方でも、既存価値でビジネスしている人には、なかなか分かって頂けないのに、ましてや他府県の同業者で、しかも規模や業績でもしっかりされている所では、より理解されず効果がないのでは?と、お断りしていたのですが、ディーラー推進部の方々の熱意で、結局うちの会社にお越し頂いて、社内もご覧頂いて講演させて頂く事になりました。

結果的には、わざわざ自費で時間を割いて、何かを得ようとして来られる方ですので、感度も良く、逆に勉強させて頂きたい方、連携させて頂きたいと思える方もおられて、私自身も逆に固定概念を持っていた事を反省しました。

大学の方は、京都文教大学さんでの合同企業研究フェアの前に特別セミナーとして講演をさせて頂いたのですが、”大企業、世間一般での有名企業にしか目が向かない学生の価値観や意識を変えて欲しい”というご要望で、こちらは私自身の問題意識、ウエダ本社として展開している源泉と同じなのですが、学生さん達に今後の人生に向けての気づきを持ってもらえる様に腐心しました。

講演が終わって直ぐに応接に案内されたので、学生さん達の様子が分からなかったのですが、わざわざ二名の学生さんが話したいと来てくれ、しっかりとメッセージも受け止めてくれていたので、やった甲斐がありました。

今週は女性活躍文脈では、LED関西のファイナリストの方々や、アジア女性起業家の展開についてのミーティング、京都府との委託事業で行なっている子連れコワーキングのオープンイベントなどもありましたが、考えている事、描いている姿がドンズバという方も多く、ここでも同じ価値観を感じました。

先日来、FBでアップしているだけの与謝野町やセブ島の話も、沢山の方が興味を持って頂き、面白い話がドンドン舞い込んで来るのですが、響く方はホントに説明要らないくらい一発で理解して頂いたり、これらの事で更に我々に興味を持って頂くなど、既に価値アップにつながっています。

同業者だから、、経営者、学生、女性、主婦、行政マン、などなど、業種や職種、役職などの属性が、考えてみればこれまでのモデルや価値観に基づいてくくられているので、簡単に言えば、価値観で横串を刺していくという事ですが、それよりも、属性からの新たなセグメンテーションが必要なのかも知れません。

価値観で社会全体を、ガラガラポンとしていきたいですね。

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