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社長ブログ

2019.11.10

オカムラさんの女性

いつもは文章書いてから題名つけるのですが、今回は、インパクトある題名から入りました。

ちなみに、岡村の女性ではなく、”オカムラさんの女性”です。(笑)

ここのところ出張続きですが、今週はそのオカムラさんの代理店会で東京へ行っていました。

実はオカムラさんには、以前に代理店の申し入れをしたのですが断られていました。

長年、内田洋行さんと切っても切れない様な関係だったからという事もあったでしょうが、それよりも当時は、我々に魅力がなかったのだと思います。

ところが一昨年、逆にオカムラさんから申し入れを頂いて、取引させて頂く事になったのですが、それはbeeというオカムラさんが創られた共創空間の運営担当の女性の力が大きかったと思います。

我々の活動に興味を持って頂いていたその方が、その共創空間のこけら落としのゲストに私を呼ぼうとして下さり、その際は都合が合わなかったにも関わらず、その後も何度かお声がけを頂いていた事などが伝わり、我々の評価見直しに大きく繋がったのでした。

今回の代理店会でも、この経緯をご存知の上司の方が、「彼女は凄い!」と、数字も持たず、効果も計れない彼女の仕事を口々に評価されていましたが、オカムラさんからすれば、以前断っていた先と取引して、直ぐに成果も出ているのですから、なかなかない成功例だと思いますが、我々も、価値観、共感というものが、従来型のビジネスモデルの中でも、大きな成果を上げた証明の様で、大変嬉しい事です。

誤解されては困るのですが、我々は、従来からお世話になっている所をないがしろにしているわけでも、新しい所と条件が良いから乗り換えるという事をしているのではありません。

あくまで、同条件の同等の”モノ”であれば従来からお世話になっている所を優先するのが原則です。

ただ一方で、我々の”事務機業界”で、ずっと叫んでいたのが、「各社それぞれ、従来の商品やビジネスモデルではない新しい展開をしているのに、何故その新しい事まで、従来の枠組みの流通、従来の代理店に流そうとするのか?」という事でした。

折角展開している新しいビジネスや価値を、その価値を理解できない従来型の代理店に、そのまま流そうとするから詰まるという事を長年行なって来たのです。

我々は!、と言ってもまだまだ現場には浸透しきれていませんが、私は以前から仕入先さんにも我々の販売店さんにも一貫してこのスタイルで接しています。

つまり、同等の”モノ”は従来お世話になった先を優先するが、違う価値を提供して頂く仕入先さんとは、従来のカテゴリーが同じであってもドンドンやりますし、販売店さんに向けても、我々の価値を分かって頂ける、或いは一緒に変わっていこうとされる先とはずっと連携させて頂きますが、いくら昔からの取引先さんがあっても、従来型で”買っている方が偉い”という様な所であれば、新規で価値を共有できる先と一緒にやっていこうと思っています。

今回、他にも”オカムラさんの女性”の活動から生まれた嬉しい動きが二件ありました。

一つは代理店会の後、代理店の中で面白い動きをされていると思う二人の社長と食事に行ったのですが、一人はこのオカムラさんの繋がりから出会った方と、もう一人は、働き方の展開で、ある方から紹介された方ですが、やはり見てる方向が同じなので、同感する事ばかりで大変気持ちの良い時間でした。

もう一つは、革靴をはいた猫さんと始めた共感コピーの件でご協力頂いているリベラルの上田さんが、横浜で展開されているSTAY UPというコワーキングスペースの運営担当の女性が、beeを見学に行かれる事になっていて、その前にうちにも寄って頂いたのですが、これも、その方が京都流議定書にお越しになった際に、beeの担当の女性と意気投合され、交流される様になってのものでした。

このSTAY UPの女性も、仕事に対する姿勢や、自分の役割、周りへの感謝などの考え方が大変素晴らしい方でしたが、この方々を見ていると、人の巻き込み方が、決して”圧”をかけるのではなく、協力してください!というスタンスで、しかも自らが一所懸命になって率先して動いているので、自ずと皆が協力するという構図で、従来型の凝り固まった男性社会を崩していくのは、こういう女性が活躍してもらうしかない様に感じました。

中途採用で入ってまだ半年のうちの女性スタッフも、やはり一発で、”オカムラさんの女性”のファンになり、その方にも気に入ってもらっているのですが、こういう方々とつるんでもらって、”事務機業界”に新しい価値を広げていってもらいたいと思います。

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