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社長ブログ
2026.01.02
2026年年頭所感
2026年 年頭所感
分断の時代に「体温」のある価値を
〜中小企業と地方から、日本再生の鼓動を鳴らす〜
2026年の新春を迎え、謹んで新年のご挨拶を申し上げます。
世界人口が100億人へと向かい、AIがあらゆる領域で「最適解」を出し続ける今、私たちはかつてないほど「人間とは何か、豊かさとは何か」を問われています。テクノロジーが進化する一方で、社会の分断は深まり、古い指標だけでは測れない「生きづらさ」が広がっています。
このような激動の時代にあって、私はウエダ本社が大切にしてきた価値観こそが、これからの日本、そして世界が切実に求めている「答え」であると確信しています。
1. 「規模の競争」を超えた先にある、真の付加価値
これまで経済の世界では、売上や組織の「大きさ」こそが成功の証とされてきました。しかし、AIが効率化の極致を担う2026年において、単なる規模の論理はもはや意味を成しません。数字を積み上げるだけのオペレーションは機械に取って代わられ、表面的な取り繕いは簡単にできる時代です。
私たちが目指すのは、外側の拡大ではなく、内側の深化です。 一人ひとりやその場所にある物語に耳を傾け、数字には表れない「願い」を形にする。この「手間」を惜しまない実直さと、それぞれの良さに目を向けられる「人間性」こそが、人口100億人とAIの世界で埋没しない、唯一無二の価値を生み出します。
2. 「横並び」の先にある、日本人本来の強み
人口減少に転じた日本では、物量や規模で世界と競い合う「かつての勝ちパターン」を追い求める必要はありません。むしろ、同じことを良しとする教育や社会の慣習から解き放たれ、日本人が本来持っていた「真面目さ」「他者への配慮」を経営のど真ん中に据えるべき時です。
私たちは「制度」という冷たい仕組みで人を管理するのではなく、「風土」という温かな文化で人を育みます。 表面的な社交性よりも、不器用でも嘘のない誠実さを。 効率的な管理よりも、一人ひとりの持ち味が響き合う場を。 この「人を生かす風土」があるからこそ、私たちは複雑化する社会課題に対して、誰にも真似できない「体温のある解決策」を提示できるのです。
3. 中小企業と地方こそが、未来の「最前線」
「地方は衰退していくしかない!」と言われると、私は決してそうは思いません。 画一的なシステムが限界を迎えた今、地方と、そこで人間としての手触りがある商いを続ける私たち中小企業こそが、日本再生の生命線です。 顔の見える関係性の中で、共に喜び、共に悩み、共に価値を創る。この小さな、しかし確かな「鼓動」を地域から発信し続けることが、社会の分断を溶かし、新しい豊かさの循環を創り出す源流となる、そしてその地域の核となるのが、その地域で共生してきた中小企業なのです。
2026年、本質を共創する皆さんへ
「どれだけ大きいか」ではなく、「どれだけ深いか」。 「どれだけ速いか」ではなく、「どれだけ心が通っているか」。
ウエダ本社の皆さんには、自らの実直さを誇りとし、一人の人間として誇り高く仕事に向き合って欲しいと思いますし、 ステークホルダーの皆さんには、この「人を生かした価値創出」という挑戦を、ウエダ本社のパートナーとして共に歩んで頂ければ幸いです。
2026年、ウエダ本社は「人が人として輝く未来」を、「中小企業と地方」から証明してまいります。
本年も、どうぞよろしくお願い申し上げます。
2026年 元旦
株式会社ウエダ本社 代表取締役 岡村充泰
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