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  • ICTシステムデザイン

曙産業株式会社 様|kintone導入事例 機械工具商社

社名 曙産業 株式会社
概要 曙産業様は機械工具・測定機器等、産業には欠かせない機械工具の商社で、中でも金属加工に使う工具製品を得意とされています。
今回は、顧客管理に紐づく案件管理・訪問管理から、申請書類の電子化、社内掲示板の役割まで果たす業務管理システムを導入いたしました。
URL http://www.akebono-c.co.jp/

 お客様の課題

  1. お客様に関する情報の活用ができていない
    Excelの日報への入力方法、入力項目を変更したかった。数値の集計・顧客ごとの時系列での訪問管理・案件管理・情報共有をしていきたかったが、Excelでは限界を感じていた。
  2. 社内でないとできない仕事がある
    紙による申請書類により、決裁者の承認(ハンコ)を得るためフローが滞ったり、社内のパソコンに情報が蓄積されていたため、社外から最新情報の閲覧・共有ができなかったりした。
  3. 海外事業が国内販売向けシステムでの管理に適合しない
    既存の販売管理システムは国内販売向けで、海外部だけのデータを一元化して管理することが難しかったため、Excelでの管理の部分も多かった。Excelではデータの更新や検索が難しくて管理したくてもできていないことが多かった。

 

 で業務改善

上記の3つの課題をkintoneを導入することで以下のように解決いたしました。

1. お客様に関する情報の活用

項目を整備したことで、日報への入力内容が的確になった。また、情報共有がリアルタイムででき、データとして残るため記録にもなっている。

▲営業部スペースのメイン画面:営業成績関連情報が揃い、会社の営業数字が一目でわかる

 

▲各営業の個人用スペース:各自の営業成績と日報系アプリで担当が書いたレコードを表示

2. 場所にとらわれずに業務ができる

申請スピードが格段にあがり作業効率がよくなった。情報を社外からもスマートフォンから確認できるようになった。

▲よく使う備品の購入申請も前歴複写を使って簡単にできる

3. 海外事業の管理の改善

Excelで管理していたデータをほとんどkintoneへと移行することで、より簡単にデータベースを作ることが可能になった。
以前から基幹システムのデータをExcelに出力してデータを管理していたが、kintoneを使ってから同様のデータでの加工・上書きが非常に便利になった。

▲海外部の出荷管理アプリのメイン画面:スケジュールが分りやすいカレンダー形式

 

▲リピート商品の梱包情報を記録するシンプルなデータベースアプリ

今回の事例で運用されているアプリ

ウエダ本社納入アプリ ・顧客マスタ
・案件管理
・訪問記録
・顧客サービス記録
・スポット仕入申請
現在 各自の給与明細の配布、新入社員のOJT管理、営業の目標管理、災害時用の安否確認など営業管理以外での活用が大きく広がる。

 

 

顧客ノートアプリでは顧客とのやり取りで残しておく必要がある出来事を時系列で記録し、一定金額以上の見積を提出する前に承認を貰うための申請アプリも作成。

その他、kintone導入についてよかった点

kintone導入前からRPAも導入しており、RPAとkintoneとの相性が抜群だと感じている。
案件ごとのコメント共有ができるため、何に対してのやり取りかがすぐ確認できるようになり、社内での連絡ツールとしてメールより効率があがった。

▲メイン画面:社員へのお知らせがある時はこのようにトップページに掲載