マーケケティングとフィロソフィ

今週は水曜日から、名古屋→京都→横浜→東京→軽井沢→東京と、基本的に京都、滋賀エリアが営業拠点の私などでは、滅多にないスケジュールでした。

よく、色々な所に行ってるのは仕事ですか?と聞かれて、仕事=販売、営業と捉えている方には説明が難しいのですが、勉強会も経営者としての研鑽を積むという意味で言うと仕事ですし、パタゴニア日本支社長の辻井さんが、創業者のイヴォンさんの、マーケティングの定義はフィロソフィを広める事だという教えから、今回、投票に行く事を呼び掛けて全店休みにされたお話が載っていましたが、それを引き合いに説明させて頂くと、全て仕事で回っております。

水曜日からは、それこそフィロソフィを学ぶ盛和塾の、今年が最後となる世界大会が横浜でありました。

本当は水、木の二日間だったのですが、水曜日は部会長を務めている京都経済同友会の例会があり、しかも私がお願いして来て頂いた日本環境設計の岩元会長がゲストでしたので、この日朝一には、”商談”で名古屋に行きながら、夕方一旦京都に戻って同友会例会に出席し、再び最終で横浜に入るというスケジュールでした。

日本環境設計の岩元さんは、数年前から知っていたものの、一度しっかりとお話を聴きたいと思ってお越し頂いたのですが、知っていたレベルの話ではなく、これまで私が聴いた経済同友会の例会の講演の中でもTOPランクで素晴らしい衝撃的なお話だったと思います。

プラスチックから劣化させる事なく再生プラスチックを作る事ができる事により、世界で年間生産されるプラスチック以上の廃棄プラスチックが資源となり、理屈上、石油を一滴も使わず、地下資源を採らず、永遠にプラスチックを製造する事ができるのです。

そもそも世界の紛争の殆どは、エネルギー資源の奪い合いから生まれるので、これができる事により世界平和に向ける事ができるというお話を、既に実証されている例や、国連、民間でも世界のTOP企業がその技術を採用しようとしている実例を上げての説明に、正直言えば初めて、未来は明るくできるとワクワクしました。

これまでも、ソーシャルビジネスなどに関わっていると、そのムーブメントの広がりを体感し、未来は明るいと言っても来ましたが、まだまだ概念的なレベルであったのが、岩元さんの話は、既に世界の巨大企業までをも巻き込んで行っておられる点で、本当に変えられる!と体が熱くなる感じさえしました。

そして翌日の盛和塾に参加する為新幹線に飛び乗って行くと、稲盛塾長は体調不良の為欠席されていて残念でしたが、一日だけでも参加すると、その36年間の振り返りと、そこに集う塾生のお話や、雰囲気を感じる事ができ、やはり身の引き締まる想いがしました。

振り返り映像の中で稲盛塾長は、フィロソフィとはどういうものか?それは他力の風を受ける為に帆を上げるイメージで、その為には純粋で美しい心の下に上げる事が必要だと言われていました。

金曜日はトップフォーラムというこれまた勉強会で軽井沢に行っていましたが、この勉強会でも常々、マーケティングとは企業活動の全てを、顧客(のニーズ)を探し出し、顧客(の満足)を創造して、顧客を惹きつけ逃さない為に統合する活動だとれていて、その原点は人だとされています。

そんな状況でとても書ききれない(いつもですが)盛り沢山の一週間でしたが、軽井沢からの帰りに、東京で行われていたユニリーバの島田さんが主宰されているWAAフェスにも参加すると、これまたとんでもなく面白い内容のセッションが繰り広げられていました。

朝11時~夕方6時まで、殆ど休憩らしきものもなかったらしいですが、令和の働き方を色々な角度から考えるセッション、それぞれ素晴らしい登壇者、そしてそれら全てコーディネートする島田さんの想いと能力、沢山の人を巻き込む人間力を見ていると、正に、稲盛さんが仰る、他力の風を受けて帆を上げる、事をされているのをまざまざと見せて頂いた気がしました。

そんなフィロソフィとマーケティングに関して、実例も含めて肌で感じる事が多かった一週間でしたが、我々の帆にも人は集まって来て頂きながら、岩元さんや島田さんとの違いを考えると、ワクワク感が足らないと思います。

私自身がワクワクして色々な所に行っている事が、皆さんから”仕事”として捉えて頂ける様になっていけば、ウエダ本社としてのマーケティングもうまく行ったと言えるのだと思いますし、それをバロメーターに、今後も色々ワクワクしながら動いていきたいと思います。