起業する人、福祉を通しての働き方

今週は、来年度採用の会社説明会を行いましたが、FBでもUPしていた通り、”起業する人限定採用”というものでした。

これについては、”よくあんな事をやりますね?” ”辞められる前提でいいんですか?”など、結構、聞かれましたので、ここで”タネ明かし”と言うと大げさですが、本人は至って普通というか、気持ちのまま出しただけ、という話から始めたいと思います。

そもそもの背景は、まず私自身の、”働く”や”仕事”に対する考えに基づいているのですが、今、社長だから言うのではなく、サラリーマン時代から、会社に従属して働くのではなく、自分のスタンスで、自分の仕事として”働く”という事が当たり前だと思っているので、”人”は意志を持った素晴らしい価値のあるものなのだから、そうすべきだろうと思っている事にあります。

又、サラリーマンから、独立創業、そしてウエダ本社に来てマイナスの処理と、一通り経験して、リスクや自由度などを考えると、トータル的に一番良いのは、社内ベンチャーではないか?と体験上思っているので、以前からスタッフにも社長になって、自分の好きな事をやって欲しいと言っていました。

そしてウエダ本社としては、ここ最近、色々な所とコラボし、事業が生まれかけているので、それを専門的に関わり、事業を立ち上げていってくれる人が必要になって来ており、ピッチを上げていく為にも、起業家精神を持っていて、ネタを自分のモノとして事業化していってくれる人が急募となってきていました。

というそれぞれの見地から、ウエダ本社に入社し、自分のやりたいネタを見つけて、経験を積んで、それを事業化してくれる人が、理想形ではあるのですが、とは言え、”起業する人”と掲げている以上、「経験積んでウエダ本社とは関係なく独立します!」という人でもOKで、そうなると、この人達をどうするの?というのが、多くの方の疑問なのだと思います。

この点については、”働くを彩る”というのが現在のウエダ本社のコンセプトですが、我々は日本のサラリーマンの働き方が、大きな社会課題であると思っており、皆がイキイキと働く社会を目指しているので、想いもなく、イヤイヤ働く人よりも、目的を持って自分の仕事として働く人が、例え短期間であっても集まってくれる方が、ウエダ本社の目指している方向には近づいていくので、その方がいいのです。

イキイキ働くと言うと、何となく、優秀な人が成果もバリバリ出して、というイメージもあるかも知れませんが、決してそうではなく、そもそもの背景で言う様に、それぞれが自分のスタンスで”能動的”に働いている状態を言っています。

自分のスタンスというと、イヤイヤでもそれぞれのスタンスではないか?という反論もありそうですが、言っているのは、想いの表し方や、結果の出し方で判断するのではなく、”人間”にしかできない”働く”について、それぞれの”生き方”の中で前向きに考えていくという事です。

今週は、16日にTRAFFFICで開催するキミノテプロジェクトイベントの打合せで、ルクロマリアージュに行きました。

キミノテプロジェクトについては、是非こちらをご覧頂きたいですが、そのベースキャンプともいうべき、障がいを持った子供達の放課後デイとして展開されているル・クッカーの様子を初めて見学させて頂きました。

そこでは、障がい児を持つお母さんから、「うちの子は無理ですよね?」という質問もよくあるそうですが、学校に行けなかった子供達が、”全て受け入れる”としたサナ共育を共通理念に、プロのシェフに教えてもらいながら、本当に楽しそうにお菓子作りをしている姿がありました。

ル・クッカーを運営するル・クロの黒岩さんは、一般の企業でも、人づくり、チームビルディングを行うにおいては、福祉を導入するのが一番効果的だと、自らの体験を持って言われますが、色々な障がい者の問題に関わる団体の様子を見ていても、それはよく感じます。

働く事で、人は成長し、人の役に立ち、人から求められる存在を作る事ができ、最も高度に、生きる喜びを感じる事ができるのだと思います。

どうしてそれを、多くの人は無駄に考え、一番多くの時間を費やす仕事をイヤイヤ、しょうがないからという感覚で浪費するのか? それが私自身の問題意識であり、それを世に問うていくのがウエダ本社としての活動だと思っています。

いみじくも、その日打合せを一緒にさせて頂いたGIVE&GIFT代表の中川さんから、「岡村さんは、どうして福祉に関わってるのですか?」と質問を受けたのですが、私にとってはベンチャーを立ち上げる人も、障がいを持って働きたいと思っている人もある意味同じで、働くという事でキラキラしている人が好きで応援もしたくなるのと、逆に、その人達や、その事業を応援し、広めていく事によって、日本の多くの”働く事”に意味を見い出せない人達に気づきを持ってもらう事が、自分の仕事だと思っているのと、自分自身の生きる意味だと思っているのだと思います。

という事で、16日にはキミノテプロジェクトイベントをTRAFFFICで開催しますが、今後このイベントも継続していきたいと思いますので、一度、話を聴きに来て下さい!