“生きているオフィス”を広げる為に

8月31日の土曜日出勤をもって、今期無事終了しました。

今期は、ある程度数字も読めていたとは言え、リーダー達が自分達で組んで、それを達成してくれた事は、大きな一歩だと思います。

目標数字を自らビジネスを仕掛けて作っていったか?というとそこまでではなく、結果的に案件をこなしてできたという感は否めないですが、それでも、従来発想とは違って、このくらいのレベルにはなっていかないと、、という発想からの数字でしたので、達成した事は自信につながると思います。

又、数字だけではなく、この一年は、組織としても成長してくれました。

リーダーそれぞれの役割もハッキリして来たり、その下のメンバーも役割を意識し出してくれていたり、又最近、オフィスレイアウトを少し変えた事もありますが、仕事のスタイルに合わせての座り方、ミーティングスタイルのバリエーションも増え、自主的に動いてくれている様に感じます。

我々はそれがビジネスなのですが、オフィス、働く環境というものは、個人のスキルや仕事への向き合い方と設備も含めた環境が並行して動いていって、意味あるものになるのだとつくづく思います。

よく、”フリーアドレスにしたが、うまく機能していない”とか、”それぞれはやる気ある人”なのに、うまく繋がらず風通しが悪い”などという事を聞きますが、それらは、組織や人の状態と、目指したい事がバラバラなので、効果が出ないのです。

いくらフリーでオープンなスペースにしたところで、組織の風土や関係性が上意下達であったり、管理型であれば、コミュニケーションも良くならないですし、やる気ある人達がいても、押し込められた様な場所にいて、和気あいあいとなる筈がありません。

日本のメーカーからイノベーションが生まれなくなったり、百貨店など小売業が厳しい状況になっていっているのは、決して失われた30年という景気動向の話だけではなく、人とハード、人と人の関係性などを考えて来なかった事も大きい様に思います。

“お客様を大事に!”といくらサービスを”強制”しても、劣悪な環境のバックヤードに押し込められていて、心から笑顔で接客などできる筈がありません。

我々のオフィスでは自主的に働いていく為に、ネックとなったり、活用されていない物(場所)があれば随時変えていって、ハードがボトルネックになる事を極力抑えています。

我々が考えるいいオフィスは、お金をかけたからとか、センスが良いというだけのものではなく、常に”生きているオフィス”で、ハードと、人や風土というソフトがパラレルで動いているオフィスです。

そして、そんな視点を持っている会社は、働く人がイキイキとする様になりますし、雰囲気、空気感が違っていきます。

今期は又、昨年までと比べても、ベンチマークなどで我々のオフィスに来られる方が大幅に増えました。

それも人数もさる事ながら、企業人だけではなく、学生さん、それも大学生のみならず高校生や中学生、外国人や、発達障がいを持った人達など、色んな人が来られましたが、皆さんが異口同音に、”楽しそう”とか、”ここで働きたい”という感想を言って頂けるの聞いて、向かっている方向は間違いないと確信する事ができました。

ただ、まだまだ甘ちゃんレベルですので、ドンドン本物を知り、ステージを上げて、いい会社を広げていきたいと思います。

今週の月曜日には打ち上げで木乃婦さんに行ったのも、そんな意味でもあったのですが、皆が思った以上に喜んでくれたのを見て、木乃婦さんの”本物”を感じるのと共に、タイミングが良かったとも思いました。

オフィス環境でも同じで、いくら良い物でも、求めてない時に与えてもうまく機能しない様に、やはり求めている時に用意していったり、場や機会を提供していく事が重要なのだと思います。

来期もそんな”啐啄同時”を意識して、本物に触れながらレベルアップを図っていきたいと思います。