縁とミラクルを起こす運

今週は、二日連続で講演させて頂く機会がありましたが、こちらが勉強させて頂けた事ばかりで、またまた有難い一週間でした。

まずは、WORK MILL EXHIBITION~どうなる?これからの「はたらく」というセッションでしたが、ここで出させて頂いたのは色々な意味で嬉しい事でした。    

このセッション、オフィス家具メーカーのオカムラさんが大阪で創られた共創空間”Bee”での開催だったのですが、このBeeのこけら落としイベントで、ゲストで呼んで頂きながらスケジュールが合わず、その後も何度か登壇のお誘いも都合が合わず、漸く実現したのでした。

実はこのお誘いを受けた事自体が、狭い考えでいけば大変な事なのです。

うちの会社はオフィス家具という分野でいけば、内田洋行さんがメインの会社で、最初にお誘いを受けた際にも、「それでもいいのですか?」と聞いたところ、この”Bee”という展開は、そんな狭い了見の場ではないとの事であり、そうであれば、我々にとっても、固い頭の人や会社に対して新たな展開や価値を示していくのに、大変有難い機会だったのです。

又このプロジェクトを担当された岡本さんが、どう始めて良いか分からないとの事で、今回もご登壇されていた女子来大学を主宰されている猪熊真理子さんに相談された際、それだったらと、私をご紹介頂いたという経緯でしたので、その後数々のイベントを展開され、見事な場の運営をされている姿を見て、大変嬉しく思っていたのです。

この担当の岡本さん、この日も様々な奇跡を起こしていて”ミラクルエリー”と呼ばれていましたが、好きな人の事をトコトン好きになって、その人の良さを皆に知って欲しいという気持ちがとんでもなく強い方で、その事が、沢山の人、会社、参加者を”巻き込む”のではなく、皆が”積極的に協力する”形になり、結果的に良い結果を出すことになり、奇跡も起こすことになるのだということを見せて頂き、大変勉強になりました。

翌日は、ワコールスタディーホールで、関西NGO協議会さん主催の”企業とNPO/NGOこれからの協働のかたち~SDGsでつなげる京都と世界”というフォーラムでの講演でしたが、ここでも私の話よりも、その前に講話された法然院の梶田貫主のお話は、宗教、仏教というもの、日本の仏教の特徴などについても分かり易くお話頂き、ずっと聴いていたかったです。

愛することや、執着することから苦しむことになる。

執着を無くしなさいというのが仏教の教えで、自分の事をお願いするのは”まじない”である。

因縁とは、その人にはその人がそうなった理由があるとするもので、縁とは、そうなる繋がりや関わりがあるというもので、運とは違う。

良いこと、悪いことがあった時、縁と思いたいか?運と思いたいか?その為には?

といったお話でした。

この日は同じ会場で、夜に、ブロックスさんと共催させて頂いている知恵の場があり、ゲストは大久保寛司さんという、”縁”でしたが、大久保さんがいつも仰る話で、相手を変えようとしたり、言うことを聞かせようとしても無駄である、それは、相手には相手の、そうしない理由があるから、という事がありますが、梶田貫主のお話と全く一緒で、いい会社を作る話から、いいイベントや場、そして町づくりの話から宗教の話まで全部繋がる話で、当たり前なのですが、全て人がやることなので何でも一緒だなあ~と、この二日間の”縁”の中でも痛感しました。

大久さんが仰る”いい会社”の定義は、”皆がイキイキと働いていて、成果が出続ける会社”というもので、その為に、リーダーがやる仕事は、それを実現する為に、職場の雰囲気を良くすること、と仰っていましたが、冒頭の岡本さんにしても、関わった好きな人のことを徹底的に良くしようと思われることが、その人達をやる気にさせて、良い成果が出ることになっていて、その良い”縁”を繋いで強いものにされていくことで、ミラクルとも言われる”運”をも運んで来られるのでしょうね。

講演に行って勉強させて頂いたことばかりですが、来週から又、皆がイキイキと働いていく環境づくりを追求していきたいと思います。

ただ、甘いだけの話ではありませんが(笑)