ワークプレイスデザインの研究をもとに、メソッドを5つのプロセスに整理しました。

1~5のプロセスを繰り返しながらワークプレイスは成長していきます。

しらべる

いまのワークプレイスをしらべて、課題や社員の声を集めることにより、客観的に自社を把握します。

かんがえる

自分の会社を俯瞰する・現状を知る・将来像をかんがえる。

❶しらべる❷かんがえるをもとにワークスタイルコンセプト、ワークプレイスコンセプトをつくっていきます。

 

かたちにする

❶しらべる・❷かんがえる・❸えがくで出たコンセプトに沿ったワークプレイスをつくります。

たしかめる

できて終わりではなく、イノベーションを起こすには試行錯誤が必要。

えがく

株式会社  ウエダ本社

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満足度・影響度をしらべる

働く環境の一つひとつが、仕事においてどのくらい大事で、今どのくらい満足しているのかをしらべます。

コンセプトの重要性

 

今まで行ってきた調査やワークショップだけではさまざまなキーワードや行動・課題が多すぎて、どのように働くのかそこがどのような場であるのかが見えにくくなりがちです。

そこで社員全員がどのように働き、その場にはどんな意味があるのかを理解するための共通イメージ=コンセプトが必要となります。コンセプトを作ることにより、どのように働き、どのような意味を持つ場なのかを全員が理解することで、そこで生まれるパフォーマンスや成果は大きく変わってきます。実践の場においても、コンセプトをふりかえり、自身の行動が会社の方向性に合っているのかを確認する軸となります。

また、ワークプレイスにコンセプトがあれば、社外に対しても、自社が何を目指し、どのような会社であるのかを伝えることができ、自社独自の魅力となるので、他社との差別化も図ることができます。

このようにコンセプトを作ることは社内外ともに影響が大きく、非常に重要な役割を果たします。

ワークプレイスデザインでは、ワークスタイルコンセプトとワークプレイスコンセプトの2つをつくる必要があります。

   ワークスタイルコンセプト

会社の目的に対してどのように働くかを社員全員が共通してイメージできるよう、コンセプトづけします。

ここでは、より具体的に働き方をイメージできる内容にまで落とすことが重要です。また、伝わりやすくするために簡潔なキーワードを組み合わせていく必要があります。

キーワードを出す

 

コンセプトメイクをするために、❶しらべる・❷かんがえるで出た具体的な行動やアイデアなどをキーワード化していきます。さらに、そのキーワードを分類したり、くっつけたり離したりを繰り返すなかで、何が大切で何が理想であるかを簡潔に表現していきます。

ここでは、さまざまな手法を交えながらコンセプトを考えていきます。

ワークプレイスの勉強

 

詳細な設計要件を出すためにも、まずはワークプレイスの知識をつけることが必要となります。例えば、世の中にはどんな働き方があるのか、最新のツールはどのようなものがあるのか、ワークプレイスのトレンドはどういったものかなど、ワークプレイスに関わるさまざまなことを知ることで、従来の考えでは思いもしなかった新しいアイデアや気づきが生まれます。

そこで生まれたアイデアや気づきが、“いきいきと働く場”には必要不可欠です。

   ワークスタイルコンセプト

普段目にすることのない他社の働き方や働く場の好事例を見たり聞いたりすることで、さまざまなアイデアや気づきを得て、これからの自社での働き方や働く場の参考にしていきます。

プランニング

 

今までに出てきた設計要件とコンセプトをもとにワークスペースをデザインしていきます。

一般的には担当者との打ち合わせのみでプランニングすることが多いですが、本書でご紹介するプランニングでは、社内調査や社員でのワークショップにより、出てきた多くのアイデアや

思いをちりばめたプランができます。そのため、社員の思いがこもった“いきいきと働ける場”が実現できます。

また、コンセプトがあることにより、デザインの方向性や、何が重要なのかが鮮明になっているので、意図を持ったワークスペースができあがり、そのプランをもとに具体的な働き方をイメージし、ブラッシュアップを重ねることで、より精度の高いプランが生まれます。

“いきいきと働ける場”をつくるために

 

ワークプレイスを完成させることが目的ではなく、“いきいきと働ける場”をつくることで、会社をより良く成長させていくことが目的です。

ワークプレイスが完成したからといっても、社会・時代・会社の移り変わりとともに、変化し続ける必要があります。

そのためにも、完成した後にどのような成果・効果があり、その成果・効果をもとに今後どういった展開が必要なのかを考えていくことが重要です。

会社を成長させるためには、こういったプロセスを繰り返していくことが大切になります。

会社をかんがえる

社員それぞれの立場によっても会社に対する認識は違い、見えている部分も異なります。みんなで、経営者として仕事を見てみます。

潜在ニーズをかんがえる

社員がなにを大切にして働いているか、働く環境に対する思いを引き出していきます。

   ワークプレイスコンセプト

理想とする働き方・働く場のヒントを言葉とイラストで表していきます。さまざまなパターンの組み合わせから、どのような働き方・どのような働く場が良いかを見つけていきます。

空間と人の関係性をしらべる

ワークプレイスの現状と、だれが、どこで、だれと関わって仕事をしているのかをしらべます。

社員の本音をしらべる

実際の課題の多くは、風土や制度などにあります。日ごろ拾えない課題や不満を聞いていきます。

弱点をかんがえる

業務でのうまくいっていない箇所を探るため、知識創造活動のサイクルに業務を当てはめてかんがえます。

個人と全体をかんがえる

個人と全体の課題や問題点をスペース・スタイル・ツールの3要素からかんがえます。

   ワークプレイスコンセプト

理想の働き方を実現するために、働く場がどうあるべきかを考え、コンセプトづけします。

コンセプトが反映された場で働くことにより、理想の働き方を実現していきます。

こちらは特に社外に向けてのブランディングの要素も兼ねており、有効に活用することで企業ブランドを高める要因となります。

   ワークプレイス勉強会

世界のさまざまな働き方や働く場、ワークプレイスの変遷などを知り、より大きな視野でワークプレイスについて考えます。